家事問屋のこだわり About - Quality

ひと手間を助けるもの

シュウマイをつくる様子
家事をする様子

買ってきた野菜を下ごしらえしておく。
餃子を自分で包む。
お鍋で肉まんを蒸す。
お茶を茶葉から淹れる。

毎日の家事における、ほんのひと手間。
おいしさを増すひと手間。
達成感を生むひと手間。
笑顔をつくるひと手間。
面倒なときもあるけれど、日常に小さな幸せを生む大事な時間。

ひと手間の積み重ねが、
暮らしを豊かにすると思うのです。

お玉などがならぶ様子

家事問屋が提案するのは、家事の道具です。
毎日の家事のひと手間を助けるための道具。

使いやすいから、つい手に取りたくなる。
面倒に感じなくなる。

そんな道具を目指しています。

「ありきたり、
なのに使いやすい。」

家事問屋がつくる道具に、目新しさはないかもしれません。
私たちが大切にしているのは、
昔から燕三条でつくられてきたものを今必要なかたちにアレンジすること。

元々使いやすいものを、
今の時代に合わせたらどのようになるのか。
洗いやすく乾かしやすい、
収納しやすい、
食器洗浄機・IHに対応している……。

卵をといている

使い手の声に耳を傾けながら徹底的に
見直して生まれたかたちは、
無駄を削ぎ落としたシンプルなものばかり。

昔のままが一番いい、今の暮らしにも合っていると判断したときには、
あえて手を加えず家事問屋の道具として世に出すこともあります。
どれも「ありきたり、なのに使いやすい。」が自慢です。

製品を手にもっている

一度気に入ったものは永く使ってもらえるように、
製品の修理や部品だけでの販売も行っています。

産地の工場と一緒に、一生のお付き合いをしていく。

そんなことができるのも、産地問屋から生まれた家事問屋の強みです。

燕三条だからできること

職人の作業の様子

家事問屋の道具は、
すべて燕三条でつくられています。

長い年月をかけて培われてきたつくり手の技術と丁寧な手仕事。
機械化が進むなかでも、状況に合わせたきめ細かい調整など、
品質の鍵を握るのが人の手であることに変わりはありません。
一切の妥協を許さず、常に質の高い製品づくりを追求し続ける。
そんなつくり手たちの熱意に、私たちは支えられてきました。

ボウルが重なっている様子

家事問屋の道具には、家庭用品だけでなく
業務用品の技術も活かされています。
例えば、業務用のステンレス板の厚みを活かした
「計量スプーン」は丈夫さが売り。
「バットあみ」は、コンビニのフライヤーなどをつくっている工場で、
耐久性に優れ、洗いやすいものに仕上げています。
ハードに使っても壊れにくい頑丈さや、
洗いやすさといった特長は業務用品ならでは。
垣根を超えて技術を応用することで、
より良いものづくりに取り組んでいます。

産地に蓄積された技術があるからこそ生まれる、使いやすい道具。
それが燕三条製にこだわり続ける理由です。

  • ステンレス

  • アルミ

素材を見極め、使い分ける

燕三条の金属加工の歴史のなかで、得意とされてきたステンレス、鉄、アルミ。
家事問屋の道具は、主にこの三つの素材でつくられています。

ステンレスは錆びにくく、
お手入れが簡単。
鉄は熱に強くて丈夫だから、
加熱調理に最適。
鉄分補給の目的でも使用されます。
アルミは軽くて扱いやすく、熱伝導にも優れています。

産地に根づく私たちだからこそ熟知した素材ごとの性能。
求める機能にあわせて適切に選ぶことで、永く使える道具ができるのです。

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