調理から盛り付けまで活躍。家事問屋4種類のトング
文/早見 真由美
毎日使う、調理道具のひとつ「菜箸」
菜箸ひとつで炒め物、揚げ物、盛り付け、取り分けと幅広く使えて、調理する際には欠かせないアイテムです。
さまざまな調理に菜箸の登場はとても多いのですが、炒め野菜を「しっかりつかむ」、麺を「持ち上げる」、肉や魚料理を「つかんで返す」といった動作を行うとき、菜箸と食材との相性がうまくいかないこと、ありませんか?
菜箸は先端に力が入りにくく、うまくつかめなかったりこぼれたりすると、これがなかなかストレス。
そんなストレスを解消してくれるのが「トング」です。まるで自分の手のかわりのように動いてくれる道具を見つけたら、調理中のストレスを解決してくれることでしょう。
今回ご紹介する4種類の「トング」は使い分けることで、調理から盛り付けまでさまざまなシーンで活躍。
しっかりつかめるものや、菜箸のように繊細なつかみ作業ができるもの、油ハネを気にせずつかめるものなど、 いろいろな役割をこなしてくれます。
一度手に取ると、毎日の調理に欠かせない道具のひとつとなるかもしれません。
目次
調理シーンに合わせて使い分け。4種類の「トング」それぞれの特徴とは
家事問屋 調理トング
食材を炒めたり、混ぜたり、麺類の取り分けにとオールラウンドに使えるのが「調理トング」です。
トングの先がヘラのような半月状になっているので、先端を立てて小さい食材を摘まんだり、麺をほぐしたり。
トングを横に倒せば、ヘラのように食材を崩すことなく返すこともできます。
また、トングの先が樹脂でできているので、フッ素加工のフライパンや鍋も傷つけません。
調理トング
価格:2,200円(税込)
家事問屋 とりわけトング
先端が繊細に使え、薄く重なったものや、小さく細かいものを取り分けるときに最適なトングです。
トングの上下を入れ替えて、先端の細い方が下になるように逆向きに持つと、重なった生ハムや小さな食材がつかみやすく、まるで菜箸のように繊細な作業が可能になります。
力の加減も細かく調節でき、小さく細かな食材を傷つけることなく取り分けられることも特徴です。
サイドの面も薄いので、グリルを使った焼き魚にもすっと入りこんで崩さずにひっくり返せます。
洗練されたシルエットは、調理にも食卓にも活躍してくれます。
とりわけトング
価格:1,980円(税込)
家事問屋 揚げものトング
揚げ物調理が敬遠されがちなのは、油ハネだったり揚げ物をつかんだときに、重みでまた油の中へ落ちてしまったりすること。
そんな揚げ物調理を快適にするのが、このトング。
トングの長さは30cm。一般的なトングより、やや長めになっていて油ハネの不安を解消。
長くなると扱いにくさを心配しますが、軽い力で開閉ができ、大きく丸い先端のギザギザが柔らかい揚げ物もしっかりつかんでくれます。
先端の丸い穴から余分な油が抜けて、油切りしながら作業できるのもうれしいところ。
揚げものトング
価格:2,200円(税込)
家事問屋 薬味トング
細かい薬味をつかむために考えられた、家事問屋では一番小さなトング。
大根おろしや刻みネギなどを料理に添えるのにちょうどよく、そのまま食卓に出しても違和感なく使えます。
左右非対称な先端は、手のひらを合わせたようにしっかりと挟めるので、子どもでも簡単に使えるところもいいですね。
薬味トング
価格:660円(税込)
4種類のトングに共通する「使いやすさ」のポイント
①力をかけずに、ラクラク開閉
バネ部分には、特殊加工で強い弾力性を持たせているので、適度な掴み心地を実現。長時間使っても手が疲れません。
また、バネが利いているので「閉じたら開かなくなった」「開いたら閉じなくなった」ということがなく、変形もしにくいのが特徴です。
②調理するシーンに合わせた長さとカタチ
菜箸にも使いやすい長さがあるように、4種類のトングそれぞれ調理シーンに合わせて作業しやすい長さ。
作業効率に欠かせない先端部分のカタチにもこだわり、使いやすさのこだわりがいっぱい。
家事問屋の4種類の「トング」いかがでしたか?
調理のシーンに合わせて使い分けることで、作業の効率や料理の仕上がりにグンと差が出ます。
いろいろな役割をこなしてくれる家事問屋の「トング」。自然とよく手にとる存在になれたらうれしいです。