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【家事問屋レシピ】万能調味料「手作り煎り酒」

だしの深いうまみ、梅のさわやかな酸味、まろやかな塩味があいまったおいしさで、ここ数年人気の調味料の「煎り酒」。

梅干しと、和食定番の材料だけで簡単に手作りできます。うまみが強い分、塩分量が少なくても満足感があり、減塩を意識した食生活にもぴったり。冷奴、そうめん、わかめときゅうりのサラダなど、これからの暑く長い夏に大活躍してくれそうです。

本来は梅干しと日本酒、削り節でシンプルに作るそうですが、今回は少量のしょうゆで風味を、みりんで甘みを加え、料理への応用範囲が広がるレシピをご紹介します◎

材料(作りやすい分量・約280ml)

日本酒…3カップ(600ml)
梅干し(塩分約17%のもの)…7~8個(約100g)
昆布…10g
削り節…10g
しょうゆ…大さじ1
みりん…小さじ2

作り方

❶鍋に酒、昆布を入れ、30分ほど置く。

❷梅干しは大まかにちぎり、種ごと❶の鍋に加える。中火にかけ、煮立ったら(鍋が浅いとアルコールから炎が上がることもあるので注意)弱めの中火~弱火にする(泡が静かにふつふつと立つ状態を保つのが目安)。途中、スプーンで梅干しを押しつけて溶かすようにしながら、酒が2/3量くらいになるまで20分ほど煮詰める。

❸昆布を取り出して、削り節、しょうゆ、みりんを加え、さらに5分ほど煮る。火を止め、そのまま置いて冷ます。

❹だしとりあみに、お玉で ❸を注いでこし、お玉の背で押さえつけて汁気をよく絞る(※だしがらをふりかけにするレシピも下記にてご紹介します)。

❺熱湯を回しかけて消毒した容器に移し、冷蔵庫で保存する(2週間ほど保存可能)。

だしがらで作る「梅おかか昆布ふりかけ」

だしがらの梅干しの種は取り除く(※次の投稿の「夏野菜の香りびたし」に使用します)。昆布は細切りにする。フライパンにだしがら(昆布、梅干し、削り節)を入れて弱めの中火にかけ、水分を飛ばすように炒る。ホロホロになったらしょうゆ小さじ1、みりん小さじ2/3を回し入れて汁けがなくなるまで炒り、白いりごま小さじ1を加えてさっと混ぜる。

ごはん、おにぎりの具、うどんや蕎麦のトッピング、卵焼き(溶いた卵、水少々と混ぜると、梅風味のだし巻きに)などに使ってみてくださいね。

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レシピ登場製品

だしとりあみ

価格:2,420円(税込)

味見スプーン

価格:880円(税込)

ハマグリお玉 中

価格:2,530円(税込)

システムバット 1/4 (樹脂フタ付き)

価格:1,760円(税込)


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